太陽型星のスーパーフレアから噴出する巨大フィラメントを初検出 ― 昔の、そして今の惑星環境や文明に与える脅威 ―

 京都大学の「せいめい」望遠鏡、兵庫県立大学西はりま天文台の「なゆた」望遠鏡、および、NASAのTESS衛星による連携観測により、若い太陽型星(太陽に似た星)でのスーパーフレアに伴って巨大フィラメント噴出が発生している様子が初めて捕らえられました。若い頃の太陽がどのように地球・火星大気に影響を及ぼし、生命生存環境が出来上がっていったのか、といった生命誕生の秘話に関わる疑問を解く糸口となる可能性があります。
 なゆた望遠鏡での観測は、光・赤外線天文学大学間連携のキャンペーンとして実施されました。

若い太陽型星「りゅう座EK星」の想像図。スーパーフレアの発生に伴い巨大なフィラメント噴出が起こるようす。(クレジット:国立天文台)

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