1st circular
第15回光・赤外線天文学大学間連携ワークショップ(OISTERワークショップ)の1st circular をお送りします。講演や参加のお申込方法や招待講演者等の詳細は、次のサーキュラーでお知らせいたしますので、ご興味をお持ちの方は日程の確保をお願い致します。本連携外からも多くの方のご参加をお待ちしております。
日時:2024年12月10日(火)~12月12日(木)
場所:姫路・西はりま地場産業センター(じばさんびる)[JR姫路駅前] +オンラインのハイブリッド
http://www.jibasan.or.jp/conference/access.html
#現地参加を推奨、オンラインはベストエフォートで対応
光・赤外線天文学大学間連携(OISTER)は、国立天文台と自前の光・赤外線望遠鏡を持つ国内の9大学(北大、埼玉大、東大、東工大、名大、京大、兵庫県立大、広島大、鹿児島大)が連携して
研究と教育を行なう事業です。各大学が持つ中小口径望遠鏡を用いた連携観測により、
重力波やニュートリノ事象の電磁波対応天体を始めとする突発天体のような短時間の天体現象に対する時間軸方向の詳細な観測を実施し、可視光と近赤外、撮像や分光、偏光といった多波長・多モードの同時観測に基づく研究を遂行しています。
今回のワークショップでは、「大望遠鏡時代の中小望遠鏡ネットワーク」をテーマにし、
(1)大望遠鏡と中小望遠鏡のシナジー
(2) 中小望遠鏡の潜在能力
をサブテーマとします。
(1) ではXRISM、TAO望遠鏡、すばる望遠鏡、JWST等の大望遠鏡とOISTERをはじめとした中小口径望遠鏡ネットワークとのシナジーについて議論し、(2) では中小望遠鏡が主導するユニークな取り組みを紹介し、中小望遠鏡だからできること/だけでもできること等を模索します。
各観測所のステータスやOISTERの各事業の成果報告、OISTER連携観測による研究成果の報告、OISTERの将来構想の検討も予定しています。
連携外や他波長の方々も含め、上記のテーマ、関連する研究、新たな研究のアイディアなどの講演も歓迎いたします。博士課程や修士課程の学生の方の交流を深めることを目的に、博論・修論の発表や、現在進めている研究についての発表も推奨します。一昨年度、昨年度と同様に大学院生・学部生の皆さんの研究発表に対して学生発表賞を授与する予定です。
なお、過去のワークショップのプログラムと講演スライドは、以下をご参照ください。
https://oister.kwasan.kyoto-u.ac.jp/oister-workshop/
本研究会は、自然科学研究機構国立天文台研究交流委員会の助成を受けています。研究会で得られた成果を学術誌等で発表するときは以下の文言を謝辞に記載してください。
日本語:「本研究(の一部)は自然科学研究機構国立天文台研究交流委員会 (NAOJ-RCC-2402-0203)の助 成を受けたものです。」
英語:(Part of) This work was supported by the NAOJ Research Coordination Committee, NINS (NAOJ-RCC-2402-0203)
世話人一同
村田 勝寛(京都大学)
高橋 隼(兵庫県立大学)
高木聖子(北海道大学)
大朝 由美子(埼玉大学)
瀧田怜 (東京大学)
高橋一郎(東京工業大学)
楠根 貴成(名古屋大学)
野上 大作(京都大学)
中岡 竜也(広島大学)
永山 貴宏 (鹿児島大学)
花山 秀和(国立天文台)
早津夏己 (国立天文台)
泉浦秀行 (国立天文台)
太田耕司(京都大学)